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行楽弁当を作るときに重視したいポイントは?
毎日のお弁当は栄養バランス重視でいきたいけれど、行楽弁当となると少し違ってきます。家族や友達との楽しいお出かけに持っていくからには、少し特別感を出したいですよね。
バランスよりも、みんなが食べたい、みんなが大好きなものをメインのおかずに考えるといいですね。お肉のおかずが少し多くなったとしてもこの日だけは目をつぶって。行楽弁当の場合は好きなもの重視でもいいかな、と思うのです。その方が、楽しいお出かけが、より一層ウキウキしたものになります。
また、外で食べるからこそ、取りやすい、手が汚れにくいなどの工夫をするのも大切ですね。
漬け込み調理でしっかり味付け! お弁当にぴったりな「鶏手羽肉の中華煮込み」
今回、お弁当のメインとしてご紹介するのは、鶏手羽肉の中華煮込み。照り照りに煮あげ、味もしっかりと染みこませた、お弁当にぴったりのおかずです。茶色く色付いたうずらの卵も、子どもたちには隠れた人気なんですよ。
フリーザーバッグで漬け込み、味をしっかり染み込ませて
漬け込み調理にはキチントさんマチ付きフリーザーバッグが大活躍! 調味料とともに鶏手羽肉とうずらの卵を入れてしばらく置いておき、下味を付けます。お酢も入っているから、お肉が柔らかく仕上りますよ。前日に仕込みまでして、冷蔵庫に入れておいてもO.K.! そうすると、あとは火を通すだけなので当日の作業がラクになります。
漬け込んだお肉を焼く時の焦げ付き対策
漬け込んだお肉は、焼く時に焦げ付きやすいです。でも、キチントさんフライパン用ホイルシートがあれば安心。焦げ付きにくくなりますよ。しっかり水分を飛ばして照りが出るまで火を通したら完成。このツヤに惹かれますね。大人向けには黒こしょうを多めにふるのがおすすめです。
みんなで食べる行楽弁当を上手に作るには?
今回は、この鶏手羽肉の中華煮込みをメインに、おにぎりとチーズ入り卵焼き、そしてタラと筍のしょうがみそ漬け焼きを詰めました。季節や彩を意識しつつ、食べ応えあるお弁当にしました。
形や素材を揃えれば、お重を用意しなくても大丈夫
みんなで食べるお弁当を詰めるときにはお重をイメージしてしまうものですが、行楽弁当=お重じゃなくても大丈夫! 普段使っているお弁当箱を何個か組み合わせて使うのも手です。形や素材をそろえると統一感が出ますし、詰める時もあまり悩まなくてすみます。というのも、ひとつのお弁当箱にひとつのおかずを詰めていけばいいので、盛り付けがラクちんなんです。
タレや汁が気になったらクッキングシートを活用
メインの鶏手羽の中華煮込みはこの丸い竹のお弁当箱に。キチントさんクッキングシートを敷くと、お弁当箱にタレが染み込んでしまうのが気にならないので、おすすめ。彩りにタラと筍のしょうがみそ漬け焼きを作る時に、一緒に焼いたししとうがらしも添えました。
おにぎりは、お弁当箱の形に合わせて成形
おにぎりは四角い木のお弁当箱に。はじめにNEWクレラップで包んでお弁当箱に合わせて形を整えると、お弁当箱にぴったり入ります。詰める時には間にキチントさんクッキングシートを挟んでおくと、おにぎりが取り出しやすいですよ。
基本はお弁当箱1つにつき、1品
他のおかずもそれぞれ1つのお弁当箱に詰めていきます。卵焼きは量が少なかったので、菜の花と焼きお揚げの辛和えと一緒に詰めました。こうやって1品ずつ1つのお弁当箱に詰めていけば悩む必要なしです!
あとはデザートのイチゴも添えて、行楽お弁当の完成。それぞれのお弁当箱はシンプルですが、全部並べたらすっかり豪華になりますね。
外でも食べやすいちょっとした気遣いを?
鶏手羽肉の中華煮込みを詰めたお弁当箱には、小さく切ったキチントさんクッキングシートも丸めて脇に添えてみました。これは鶏手羽を食べる時のために準備したもの。
骨付き肉は箸だと食べにくいですし、やっぱり手づかみで食べて頬張りたいところですが、すぐに手を洗えない外では手づかみで食べるのに躊躇してしまいますよね。そんな時に、役立つ工夫です。クッキングシートを使って持てば手が汚れませんし、無駄にウェットティッシュを使わなくてもいいので、ゴミも最小限に抑えられます。
今回の”魅せ弁”のポイント
- 手持ちのお弁当箱を組み合わせて使う
- 1つのお弁当箱に1品を詰めると簡単
- 外で食べる時は食べやすさも考えて詰めましょう
楽しいお出かけをさらに盛り上げてくれる行楽弁当。ぜひ家族や友人との思い出に花を添えるお弁当を作ってくださいね。