料理の時短のコツをご紹介!忙しい人におすすめのアイデア7選
22.05.10
「家族に毎日おいしい料理を食べてほしい」けれど現実は、忙しくそこまで手が回らない方も多いのではないのでしょうか? 手間暇かけた料理と時短料理が同じおいしさなら、当然調理時間は短いほうが助かりますよね。 この記事では、料理に時間がかかっている理由を分析し、時短のコツや、料理の時短アイデアを紹介します。記事の後半では、クレハ製品を上手に活用した料理の時短ポイントもお伝えします。時短のコツをつかめば、毎日の料理がもっと楽に。日々の料理の効率アップに役立ててください。
1.料理に時間がかかる3つの理由
なぜ料理に時間がかかりすぎてしまうのか、ここでは3つの要因に分類しました。あなたはどのタイプに当てはまるのか考えてみてください。
(1)献立が決まっていない
料理の献立を考える時間が、時短を阻んでいる理由の一つかもしれません。食べたいメニューや家族のリクエストから献立を考えると、足りない食材を買いに行かなくてはならず、時間を取られてしまいます。家にある食材を使う場合も、レシピの検索に意外と時間を取られてしまいがち。スーパーで食材を探しつつ、献立を考える場合も、買い物時間が増えやすくなります。
(2)段取りが苦手
買い物から食事の後片付けまでの段取りの悪さも、時短ができない理由の一つ。次の項目の中で思い当たる点はありませんか?
▼段取りにおける時短を阻む要因の一例
- 一週間に何度も食材を買いに行く
- 食材の売り場を何往復もする
- 食材や調味料を使う度に冷蔵庫や棚から出し入れしている
- 流し台に洗い物が溜まってしまい、作業しにくい
- 一品作り終えてからもう一品作る
買い物の頻度が多いと時間をとられがちです。売り場の回り方も気を付けることで買い物の効率を良くできます。調理前に食材や調味料などの必要なものはまとめて出し、洗い物は溜めすぎずにこまめに行うよう工夫しましょう。何品か作る場合、食材はまとめて切り、加熱は同時に……と、調理工程をできるだけ一緒に行うと二度手間を防げます。お箸やコップ類、サラダなど冷たいものは先に食卓にそろえておくと、配膳もスムーズ。買い物から配膳までの段取りも料理の時短のために見直してみてください。
(3)家事動線が混雑
忙しいとついつい後回しになりがちなキッチンの整理整頓も、料理の時短をする上で大事なポイントです。よく使う食材なのにどこに置いたか分からない、ごちゃついて鍋やフライパンの出し入れに時間がかかる、といった経験はないでしょうか。一つひとつの動作に無駄な時間ができてしまい、料理の時間が余計にかかってしまいます。冷蔵庫で保存していたことも忘れていて、賞味・消費期限が過ぎてしまうなんてことも。下記は、家事動線に関する対策の一例です。
▼家事動線を良くするための対策例
- 定番食材は冷蔵庫内で定位置を決めておき、乾物類は大きさをそろえた透明ケースに入れてラベルを貼っておく
- 調理器具や食器もサイズや使用頻度を考慮して、収納場所を固定化する
- 冷蔵庫や棚の奥などの取り出しにくい場所は、引き出せるケースの中に入れる
- 調理台のスペースを空けるために使用頻度が低い調味料類は収納しておく
2.料理の時短 7つのコツ
料理の時間を短くするためには、献立作りや段取り、家事導線を工夫する必要があります。ここでは、手際よく料理するための7つの具体的なアイデアを紹介します。
(1)献立を決めて買い物を時短
1週間分の献立をあらかじめ考えて、食材をまとめて買っておいたり、曜日ごとにメイン食材を決めておいたりすることで、献立を考える時間を短くできます。ご家庭の状況に合わせて、日曜日はカレーの日、月曜日は魚、火曜日は鶏肉…というように、テーマを決めてしまうのも一つの手です。
事前に買い物メモには1週間分の食材を書き出し、売り場ごとにまとめておきましょう。こうすることで、何度も買い出しに行く手間や、売り場を行ったり来たりする時間の無駄を省けます。
献立作りを楽にするには、以下のようなアイデアが有効です。自分に合うと感じる方法を試してみてくださいね。
▼献立作りの時短に役立つアイデアの一例
- 1週間分の献立をまとめて考える
- 曜日ごとにメイン食材を固定しておく
- 先に肉・魚売り場でメイン食材を決めてから、野菜売り場で必要な野菜を選ぶ
- 献立をルーティン化する
なお、献立作りにはアプリを活用する手もあります。中にはおすすめの献立を提案し、必要な食材もリストアップしてくれるので、献立を考える時間を省け、かつ買い物にかかる時間も短縮できます。
(2)食材をまとめて下処理、冷凍保存で時短
食材をまとめて下処理しておくことで、まな板を洗う回数や食材の出し入れにかかる時間を短縮できます。
しいたけ、しめじ、えのきだけ、まいたけ、エリンギなどは石づきをとってから食べやすい大きさにカットして、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍。色々な種類のきのこを混ぜて、ミックスきのこにしておいても使い勝手が良いですよ。
油揚げもカットして冷凍しておけば、みそ汁やあえ物にさっと使えて便利です。
肉類はから揚げ用、汁物用、炒め物用…など、用途ごとのサイズに切ってキチントさんマチ付きフリーザーバックで冷凍しておけば食べたいときに解凍するだけで使えます。から揚げや炒め物なら下味もつけておけば焼くだけ、揚げるだけで一品が完成。時短料理の強い味方です。
よく使うたまねぎやにんじんのみじん切り、千切りなどもまとめて切っておき、冷凍保存できます。たまねぎは、じっくり炒めてあめ色たまねぎにしてから冷凍すると、スープやハンバーグに大活躍します。
(3)工程ごとの調理で時短
料理の工程をできる限りまとめて行うことも、時短につながります。まず、使う食材はまとめて冷蔵庫からすべて出し、洗う必要のあるものは流しへ。ボウルやたらいに水をためて洗うなら、汚れが少ないものから順に洗ってしまえば水を入れ替える手間を省けます。
食材を洗う工程が済んだら、どんどん切っていきます。切る順番は、野菜、香りの強いもの、肉・魚などの順にすると、まな板を洗う回数を最小限にできます。
次に食材を加熱していきますが、ゆでる食材がいくつかある場合はあくの少ないものから順にゆでていけば、同じ湯を使えるので時短になります。ほかにも、ゆで野菜や切っただけの野菜など、“半調理”状態で冷蔵庫に入れておけばサラダや付け合わせに簡単に利用できます。
(4)加工済み食材・冷凍食材を活用して時短
料理の時短には加工済み食材の活用も欠かせません。切り干し大根やスライス済みの干ししいたけは汁物であれば、水で戻さずにそのまま使えます。カット済みの千切りキャベツや野菜炒めミックスなども、洗う手間も省けて料理の工程を大幅に短縮できます。ほかにも、あく抜き不要のこんにゃくや油抜き不要の油揚げなどの商品を活用してみても良いでしょう。
また、ミックスベジタブルやバラ凍結のひき肉などの冷凍食材は、食べる分だけ使えてコストパフォーマンスもよく、手間もかからないので便利です。下ゆで・カットしたほうれんそうや枝豆、ブロッコリー、いんげん、ねぎなどの青物は、付け合わせや彩りに大活躍。少し添えるだけで見栄えが良くなるのでおすすめです。
(5)調味料を決めて時短
ひとつで味が決まる調味料は時短の味方です。調味料を計量したり、出し入れしたりするのにも意外と時間がかかっています。ひとつで味が決まる調味料の中でもおすすめは、ポン酢、めんつゆ、白だし、だししょうゆ、塩こうじ、にんにくしょうゆ、焼き肉のタレなど。こうした調味料に共通するポイントは、だしなどのうまみ成分が含まれていることです。家族の好きな味付けを定番化してしまうのも一手。レシピを検索したり、味付けに悩んだりする時間も減らせます。
(6)ワンプレートで洗い物を時短
ワンプレートに盛り付けると、洗い物が少なく済むので時短につながります。同じお皿に主食・主菜・副菜を盛り付けてしまえば、彩りのバランスもとりやすいので見栄えも良くなります。
ただし、和食は栄養バランスを取ろうとすると品数が多くなり、食器の数が増えがち。煮物や酢の物など汁があるおかずの場合は味が混ざってしまうので、仕切りのついたお皿を使うと便利です。
(7)調理家電やキッチングッズを活用して時短
調理家電や便利なキッチングッズも料理の時短に役立ちます。電子レンジ調理は手軽で早い上、鍋などの洗い物が減らせるのが大きなメリット。圧力鍋は加熱時間を短くできるので、時短だけでなく光熱費も節約できます。最近人気の電気圧力鍋は、タイマー機能がついていて、目を離していても勝手にでき上がるのが魅力です。カレー、シチューなどの煮込み料理も、火加減や加熱時間を気にしなくていいので、他のことに時間を使えます。
また、みじん切りや千切りが簡単にできるフードプロセッサーや電動スライサー、鍋でそのまま使えるハンドブレンダーなどのキッチングッズも時短の味方です。さらに、キチントさんフライパン用ホイルシートやキチントさんクッキングシートを活用したり、肉や色の付きやすい野菜などを切る際に使い捨てのまな板シートを使ったりすれば、洗い物が楽に。下ごしらえした食材をキチントさんマチ付きフリーザーバックで保存しておけば調理の工程も減らせます。
3.料理の時短に役立つクレハ製品
料理の時短にぴったりのクレハ製品を紹介します。使い方のコツもお伝えしますので、毎日の料理を時短するために役立ててくださいね。
キチントさんフライパン用ホイルシート
キチントさんフライパン用ホイルシートは、食材がくっつかず料理がきれいに仕上がる上に、フライパンに油汚れがつかず簡単に洗えるので時短に。ポイントは片面シリコーン樹脂加工。焼き目はきちんとつくのに、フライパンに食材がくっつきません。油を使わなくてもくっつかないので、ノンオイル調理にも使えてヘルシー志向の方にもおすすめです。
焦げ付いてしまいやすい照り焼きなども、大きめにホイルシートを切り、ふちを立てて使うことで煮汁がフライパンに焦げ付かず、きれいな仕上がりになりますよ。食材が直接フライパンに触れず、焦げつかないので使用後はさっと水洗いするだけでもOKです。
キチントさんマチ付きフリーザーバッグ
キチントさんマチ付きフリーザーバッグは下ごしらえや小分けにおすすめで、料理の時短グッズとしてもおすすめです。食材を小分けにするのはもちろん、肉や魚の下味をつけるのにも向いています。
冷凍保存しておき、電子レンジで解凍するときまでそのまま使え、ダブルジッパーで汁物がこぼれにくいのもうれしいポイント。底部分にマチがあるので自立させやすく、両手を使えて効率もアップ。ごちゃごちゃしがちな冷凍庫内でも立てて保存できます。
日付や食材などを書き込めるメモ欄があるので整理しやすいのもうれしいポイントです。
キチントさんレンジ対応保存容器
キチントさんレンジ対応保存容器は、保存に限らずレンジ料理にも使え、時短になります。耐熱温度は-20℃~140℃まで対応しているので、冷凍から温めまでこれひとつでOK。蒸気弁を開ければふたをしたまま加熱できます。
レンジ調理で温野菜を作ったり、合わせダレを加熱してそこに食材を漬け込んだり、幅広く活用できます。透明性にも優れ、中の食材が見やすいので冷蔵庫内でほしいものがパッと見つけやすいのも時短ポイント。同じサイズのレンジ対応保存容器を重ねられる形状なので、スペースを有効に使えます。
キチントさんクッキングシート
キチントさんクッキングシートは、両面シリコーン加工でくっつかない上、蒸し料理にも使えます。
耐熱温度は250℃まで対応しているので、オーブンや電子レンジで利用可能。魚や野菜をクッキングシートでキャンディ包みのようにして、電子レンジで加熱すれば簡単に蒸し料理を作れるので時短になります
オーブンで調理する場合にも、肉や野菜などの食材を焼いたときに肉汁などが天板に流れ出て焦げつくと洗う手間がかかってしまいます。天板の上にクッキングシートを敷くことで、肉汁が流れ出ず洗い物が楽になりますよ。
4.まとめ
時短できない代表的な3つの理由をピックアップし、料理の時短に役立つ7つのコツを紹介しました。忙しいとなかなか自分の買い物の習慣や料理環境、手順を見直す時間はないかもしれません。しかし、料理は毎日のことなので10分でも5分でも時短できるようになるとその差は歴然。時短のポイントやコツを押さえて、効率良く料理してくださいね。