野菜の保存

たけのこ保存のコツ

春に旬を迎える野菜といえば、たけのこです。たけのこは、生のままの冷蔵保存に向きません。また、鮮度が落ちると味にえぐみが出てしまいます。できるだけ手早く、適切な方法で下処理・保存すれば、旬のおいしさを長く楽しめます。

たけのこ冷凍保存のコツ

  • 下ゆでして、切ってから冷凍

    食べやすい大きさにカットしておけば、そのまま料理に使えるので、時短につながります。たけのこは冷凍すると食感が変わるため、薄めにカットすると違和感も軽減できておすすめです。

    • 保存の手順

      皮付きの場合

      泥がついている場合は2〜3枚皮をむき、よく洗う。

      火が通りやすいように穂先を斜めに切り落とし、縦に1本切り込みを入れる。

      たけのこがかぶる程度の水と米ぬか入れて強火にかける。

      沸騰したら弱火にして根元に竹串がささるまでゆでる。

      ゆで終わったら火を止めて、そのまま冷ます。

      皮をむいて使いやすい大きさで薄めに切る。

      水気をしっかり切り、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍する。

    • 解凍方法

      凍ったまま加熱調理します。少しざらづいた食感となりますが、炊き込みごはんや煮物、汁物の具などに使えます。

      冷凍保存の目安

      約3週間

たけのこ冷蔵保存のコツ

  • 水につけて冷蔵

    たけのこの食感を保ちたい場合は冷蔵保存がおすすめです。生のままでは保存に向かないため、下ゆでしてから冷蔵保存します。このとき、煮汁ごと保存容器に移し、冷めてから冷蔵庫へ入れましょう。数日間保存する場合は、毎日水を取り替えます。

    • 保存の手順

      下ゆでして、適度な大きさに切る。

      キチントさんカチッとロックに入れて煮汁(または水)につける。

      冷蔵庫で保存し、毎日水を入れ替える。真空パックのたけのこも開封したら同様の方法で保存する。

    • 使用方法

      煮物はもちろん、炒め物や揚げ物、オーブン料理などさまざまな調理に使えて便利です。

      冷蔵保存の目安

      約1週間

      参考文献 『農家が教える 野菜の収穫・保存・料理』西東社編集部(西東社)

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