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梅雨時のお弁当作りはこんなところに気を付けて
じめじめ~っとした湿度の高い梅雨時は、雑菌が繁殖しやすくなるので、お弁当作りでも気を付けたいもの。菌は付けない、増やさないということを、普段にも増して意識する必要がありますね。
まず気をつけたいのは「手」
調理前はもちろん、調理中も手洗いはこまめにして、菌を付けないことが大切。食材にもなるべく素手で触らないように工夫して調理する方がいいでしょう。たとえばおにぎりならNEWクレラップを使って握る、食材を混ぜるときはキチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて混ぜるなどすると、より安心です。
加熱と味付けは「しっかりめ」を意識
おかずもしっかりと加熱調理をして、味付けもしっかりめに。お酢や梅干しなどの酸味のある味付けにしたり、辛子やマスタードなどのスパイスをプラスしたり、生姜や大葉などの香味野菜を使うのも、菌を増やさない工夫のひとつです。しかも、さっぱりorスパイシーな味付けなら食欲もアップするので、食欲が落ちがちな梅雨時にまさにうってつけです。
梅雨にぴったり!さっぱり風味の鶏つくね弁当
今回のお弁当レシピは、そんな梅雨時にもぴったりな鶏のレンコン梅しそつくねです。いつものつくねの生地に梅と大葉も加えることでさっぱりするだけでなく、抗菌作用で傷みにくいおかずになります。ただつくねの上にせるよりも、細かく刻んで生地全体に混ぜ込むことで、よりその作用が期待できます。
つくねの生地を作るときは、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて作れば衛生的。レンコンも刻んでからキチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて麺棒で軽く叩くだけでOKなので、すりおろす手間が省けますね。材料を全部バッグに入れたら、上からもみ込むようにしてよく混ぜ合わせていくだけで作れます。
副菜もスパイスや香味野菜をプラスして、 梅雨でもおいしく食べられるものを
レンコン梅しそつくね以外にはこんな副菜はいかがでしょう? いつものおかずにちょっと一工夫して作れるものがいいですね。生ものは避けて加熱調理したおかずであることがポイントです。そして、副菜もスパイスや香味野菜をプラスしてみましょう。
- かぼちゃのサラダ:カレー粉を少し入れてスパイシーに。
- セロリの旨塩和え:セロリとにんじんは生ではなく、さっと茹でた温サラダ。
- 焼きミニトマト:グリルで焼いて水分を飛ばして、鰹節としょうゆで和える。
- ブロッコリーのごましょうが和え:ごまだけじゃなく、しょうがも入れて夏らしく。
- 塩ゆでキャベツと大葉:レタスの代わりの仕切りとして。
詰め方にも注意を。お弁当を傷ませないコツ
お弁当を詰めるときは、ご飯はしっかりと冷ましてからお弁当箱へ入れるようにしましょう。熱々のご飯を入れてしまうとおかずも温まってしまいます。普段から心がけたいことですが、梅雨の時期はとくにご注意を。
おかずを入れるときは先ほど用意した大葉やキャベツを、下に敷いたり仕切りに使います。キャベツは1%の塩でさっとゆでて下味を付けてあるだけなので、どんな味付けのおかずがきてもOKです。つくねを支えるように下に敷けば、つくねのタレと一緒に食べられておいしいですよ。大葉は抗菌作用があるだけでなく、お弁当の中に濃いグリーンの彩りも添えられるので、見た目にも爽やかになる効果が。
しっかり冷ましてからふたをして、できれば保冷剤と一緒に持ち運びましょう。
梅雨時の“魅せ弁ポイント”のコツ
- 食材には直接手を触れないようにする。お弁当箱の内側にも直接触らない。
- しっかり加熱、しっかり味付け
- スパイスや香味野菜を活用
- 詰めるときはよく冷ましてから
せっかくの手作り弁当ですし、おいしくいただけるようこの時期は上記のポイントを押さえてみてくださいね。じめじめしたお天気が続きますが、おいしいお弁当があればパッと明るく、気分だけでも晴れやかになるかもしれませんよ!