アレンジ自由自在!夏野菜の代表【なす】を使った作り置きレシピ
作り置き 野菜18.07.10
今が旬の「なす」。麻婆なすや浅漬けなど、 家庭の食卓でもおなじみの料理が多いですが、 もっと違うアレンジもできたら……とも思いませんか? おいしいなすを使って作れる基本の作り置きレシピとアレンジ方法を押さえておけば、毎日の献立にも困りません。料理家の河埜玲子さんに教えていただきましょう。
目次
夏野菜の代表の1つ「なす」について。 栄養や保存方法は?
なすにはビタミンやミネラルはあまり含まれていませんが、低カロリーでボリュームがあるのでダイエット中でも安心して食べられます。また、皮の色素には、抗酸化作用があり細胞の老化を予防するといわれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
保存する場合はNEWクレラップに包んで野菜室へ入れ、3~4日で食べきるのがベストです。冷やしすぎると縮むので注意しましょう。
旬のなすを使った作り置きレシピ
今回ご紹介する作り置きレシピは、アレンジがいろいろできて便利な「なすとささみの和風マリネ」です。
なすとささみに、さっぱりとした酸味をきかせた味付けで、食欲がない時も食べやすいのが特徴。松前漬け風に刻み昆布を加えているので、旨みもたっぷりです。食べ出すと、箸が止まらないおいしさですよ。
レンジで作れるので、夏場でも作りやすいのが嬉しいです。ただ、ささみはパサついてしまっては食べにくく触感が悪くなるので、電子レンジ調理には注意が必要です。キチントさんシリーズを使えば、レンジ調理でもパサつかずしっとりとした蒸し鶏に仕上がりますよ。
ささみをパサつかせないコツ!
ささみは、キチントさんクッキングシートにのせて酒をふって、両端をキチントさんパチックでしっかり留めます。それを耐熱皿にのせ、さらにNEWクレラップをかけて加熱すればOK。
キチントさんクッキングシート+NEWクレラップで水分がしっかり保たれしっとりとした蒸し鶏になります。
なすもレンジ加熱で手軽に火を通しましょう。
あとは、マリネ液にささみとなすなど用意した食材を漬け込み、2時間冷蔵庫で寝かせれば完成です。冷蔵庫で4日ほど保存可能です。
なすとささみの和風マリネはこんな風にアレンジ可能!
1.お湯を注いでスープに!
昆布の旨みが出るので、お湯を注ぐだけでおいしいスープに変身します。お好みでしょうゆを加えて味を調整してください。
2.卵で包んで和風オムレツに!
薄焼き卵を作ってその上になすとささみの和風マリネをのせ、くるっと包めば具たっぷりの和風オムレツになります。栄養バランスも良いので、朝ごはんにぴったりです。
3.冷やしうどん・そうめんのトッピングとして
冷やしうどんやそうめんのトッピングとしても使えますよ。刻んだオクラを混ぜると、おいしさも栄養価もさらにアップし、見た目にも鮮やかになります。
もちろん、温かいごはんやパスタにもよく合います。
合わせる食材は旨みのあるものを選んで!旬のなすを作り置き料理で楽しもう
なすは淡白なので、旨みのある食材と合わせることで、旨みを吸収してよりおいしくなります。今回の作り置きレシピも、ささみや刻み昆布の旨みで、日が経つごとになすに旨みがしみておいしく感じるようになります。
さっぱりしていて食べやすく、低カロリーでたんぱく質も取れるレシピ。夏バテ気味の人にも、ダイエット中の人にもおすすめできます。レンジを使って手軽においしく作れるので、ぜひお試しくださいね。