おにぎり学校

アスリートの栄養補給のための
補食として考案された
「パワーボール®」とは?

勝利の鍵はおにぎりにあり? NEWクレラップとおにぎりで家族時間を楽しく過ごす「おにぎり学校」。3時間目に登場するのは、オリンピックなど世界で活躍するトップアスリートが補食として食べている「パワーボール®」です。アスリートにとって大切な栄養素やパワーボール®の特徴など、誕生秘話も交え、深掘りしてみましょう。

競技に向かう
体とメンタルを作る、
アスリートと食事の関係性

スポーツにおいて補食として活用されるパワーボール®。そもそも、こうした食事(栄養補給)は、アスリートにとってどれくらい重要なものなのでしょうか? 一般社団法人食アスリート協会の公認スポーツ栄養士である馬淵恵さんによると、スポーツをするとエネルギーの消費量が増え、その分だけエネルギーを摂る必要があるのだそうです。

一般社団法人食アスリート協会の馬淵恵さん

人間の体に必要なのは、炭水化物・脂質・タンパク質の3つの栄養素。その中でもっとも重要になってくるのが炭水化物、すなわちお米です。炭水化物は分解されグリコーゲンとして筋肉と肝臓に蓄えられ、運動をする時のエネルギー源になります。これが不足すると、パフォーマンスが低下し、集中力が切れ、怪我のリスクが増えたり、疲れが出やすくなったりします。

アスリートにとって食事とは、リスクを最小限に抑え、パフォーマンスや回復力を向上させるためには欠かせないもの。使うエネルギーが増えるほど、しっかりとした量を食べなければいけないだけではなく、ほかの栄養素とのバランスも考えなければいけません。このことから、炭水化物が豊富で野菜やお肉など、ほかの栄養素を具材として入れられるおにぎりは、効率よくエネルギー補給を行う食べ物として最適です。

アスリートを支える
「パワーボール®」、
誕生の秘密

パワーボール®は、2003年から味の素(株)と公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が共同で推進している「ビクトリープロジェクト®」の一環で生まれました。ビクトリープロジェクト®は、アスリートのコンディションを“食”と“栄養”の面からサポートする強化支援事業です。「パワーボール®を一番初めに食べたのは、男子バスケットボールの富樫勇樹選手なんです」と、パワーボール®のレシピを紹介してくれたビクトリープロジェクト®のメンバー・味の素(株)の上野祐輝さんが教えてくれました。

味の素(株)の上野祐輝さん

2014年、ビクトリープロジェクト®は、NBAに挑戦するためアメリカ・テキサスに渡った富樫選手の栄養サポートを行いました。試合や練習のパフォーマンス向上のため、必要となるエネルギー補給をどのように行うか考えたとき、日本人にとって馴染みの深い、“おにぎり”という形を選択。おにぎりは英語で“ライスボール”。そこに、富樫選手に元気を与えたいという想いが加わり、パワーボール®と名付けられたのです。

そんなパワーボール®に含まれる“元気”のもとは、「だし」です。だしにはグルタミン酸というアミノ酸が多く含まれており、胃や腸を元気にします。さらに、2015年の水泳の世界大会において、パワーボール®を小分けのサイズにすれば、緊張で食欲がわかないときでも、食べやすく少しずつエネルギー補給ができると考えられました。ここで、現在のパワーボール®の2大コンセプトである、だし入りの小分けおにぎりが誕生したのです。

以降、パワーボール®は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手、女子バドミントンの奥原希望選手など、数々のトップアスリートたちを支えてきました。現場でパワーボール®を握るのは、専門の調理師さんたち。飽きがこないよう、味を変えたり、付け合わせにおしんこを添えたりと、さまざまな工夫が行われ、メンタル面でのフォローも行われていました。

余談ですが、海外遠征などでパワーボール®を作る際は、品質の良い日本製のラップが必須です。パワーボール®の規定の重量は50g。コンビニのおにぎり約半分の大きさのため、数十人規模の選手たちにパワーボール®を用意するとなると、1人1回につき4〜6個と、たくさん作る必要があります。そんなとき、サイズが大きい海外製ラップでは、使い勝手が悪いそうです。その点、NEWクレラップなら、きれいにカット出来てしっかり包めますね。

パワーボール®は都乃くんの手のひらサイズくらいの小ささです

子どもの栄養管理にも!
ミニサイズのおにぎり作りに
便利なNEWクレラップ

パワーボール®はアスリートだけではなく、スポーツや勉強を頑張る子どもたちの栄養補給にも役立ちます。試合や練習の30分〜1時間前にパワーボール®を食べて、エネルギー満タンの状態で本番に臨みましょう。運動後は、さけ、お肉、大豆などのタンパク質と一緒に摂ることで炭水化物とタンパク質が疲労回復と筋肉修復、両方の効果を発揮します。また、炭水化物は脳における大切なエネルギー源。塾や習い事の前に小腹を満たせば、集中力がぐっと高まります。

忙しかったり疲れた時に食欲が落ちたり、免疫力が低下したりすることもあります。食事を抜かず、パワーボール®のような小さなおにぎりを食べたり、具だくさんのお味噌汁を飲んだりして、こまめにエネルギーをチャージしましょう。免疫力を上げる特定の食材はありませんが、体温が1度上がると約5倍免疫力が上がるといわれるので、炭水化物や発酵食品など、体を温める食事が効果的です。おにぎりの具材に良いのは、さけやかつお節、梅干し、枝豆、お肉の佃煮や桜えび、ごまなど。雑穀むすびや塩むすびもおすすめです。

パワーボール®のような小分けのおにぎりを作るなら、ミニサイズ(幅22cm)のほかにも、レギュラーサイズ(幅30cm)やミニミニサイズ(幅15cm)もあるNEWクレラップがおすすめ。さらに、スポーツで汗をかいた後や時間がないときでも、NEWクレラップで包まれたおにぎりなら、手の汚れを気にせず清潔に食べられます。NEWクレラップで、子どもの成長を支えるおにぎりを作ってみてはいかがですか?

パワーボール®とNEWクレラップ

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