おにぎり学校

育ち盛りの子どもにおすすめ!
栄養満点「彩りおにぎり」

NEWクレラップとおにぎりで家族時間を楽しく過ごす「おにぎり学校」。2時間目は、栄養満点で食欲をそそる「彩りおにぎり」にフィーチャー。暑い時期で食欲がないときもついつい手が伸びちゃうかも? そんな見て楽しい、食べておいしい彩りおにぎりにレッツトライ!

料理は“目で食べている”?
「おいしそう」を引き出す
五感の秘密

動画ではオジンオズボーンの篠宮さん親子が彩り豊かな食材をごはんに混ぜこんだカラフルなおにぎりを作っていましたね。3色の華やかな「ヤングコーンとブロッコリーのソーセージおにぎり」は、見ているだけでわくわくして食欲がわいてきます。でもこの食欲って、一体どこからわいてくるのでしょうか? それには人間の五感が関係しているのです。

料理を一目見て「おいしそう!」と感じるのに一番影響している五感は、実は視覚です。私たちはさまざまな刺激を外界から受け取っていますが、その80%以上は視覚によるものだといわれています。ということは、料理は見た目もとっても大事というわけです!

料理の彩りを良くすることで視覚から副交感神経が刺激され、「おいしそう! 食べたい!」という気持ちが高まり、結果的に食欲増進につながるのです。

「暖色系」or「寒色系」、
おいしそうに見えるのはどっち?

色相環の説明画像

「頑張って作った料理なのでもっとおいしく見せたい!」というときは、食欲増進効果のある色を使ってみてはいかがでしょうか。赤、黄色やオレンジなどの鮮やかで明るい「暖色系」の色は食欲増進につながるといわれています。料理の見た目を良くしておいしそうな印象を与えてくれるので、家族にごはんをたくさん食べて欲しい時に選ぶのがおすすめです。

反対に青や紫などの寒色系は、食欲を減退させる効果があるといわれています。例えば、白と黒のコントラストが美しいおにぎりが、もし真っ青なお米に紫色ののりで握られていたらどうでしょう。おいしそうには見えませんよね。

このように食欲には色が深く関係しているのですが、寒色系の色も食材の組み合わせ方によっては効果的に働く場合があります。それを叶えるのが「補色」です。補色とは、「ピンクと緑」や「濃い青と黄色」のように、色相環と呼ばれる色の輪っかで表わしたとき、反対に位置する色の組み合わせのこと。皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

この補色関係やそれに近しい色の食材を使えば、お互いの色を引き立てあう効果が生まれ、おいしそうに見せることができるのです。

さけとひじきのねぎ和えおにぎり

動画で紹介しているおにぎりを例に見てみると、「さけとひじきのねぎ和えおにぎり」では、まさに「ピンクのさけ」と「緑のねぎ」という補色の食材をチョイスしています。色だけでなく、栄養価の高いおにぎりの具として王道のさけには歯ごたえのあるひじきやねぎを加えて、彩りと食感を堪能できる一品に仕上がっていますね。

うなたまおにぎり

また、「うなたまおにぎり」では、味の相性が良いうなぎのかば焼きと炒り卵に加え、色相の近い配色である緑の野沢菜を加えることで統一感を演出。こってりとしたかば焼きに甘い炒り卵とシャキシャキの野沢菜のバランスがよく、視覚も嗅覚も味覚も満足できるぜいたくなごちそうおにぎりに仕上がっています。できたてを口いっぱいにほおばりたいですね!

おにぎりは、定番の具材以外にも好みのものを何でも、何種類でも受け止めてくれる懐の深さがあります。三角形だけでなく俵型でもキャラクター型でも、成形のアレンジの幅もアイデア次第でどんどん広がっていきます。視覚の情報を意識して食材を選べば、より食欲が増す素敵な料理を作れるかもしれませんね。

「おにぎり」にも彩りを。
味覚を豊かに育む家族の食体験

篠宮親子が彩りおにぎりを作る様子

このようにおにぎりを作る工程はさまざまな五感を刺激するので、食材に触れ、まるで“絵を描く”ように彩りよく盛りつけることで、食欲と好奇心が育まれます。子どもの味覚はこうした食体験から広がっていくのです。

この夏はNEWクレラップを使って、おいしい食体験をしてみませんか? 親子でコミュニケーションを深めながらおにぎりに模様をつけたり好みの形にしたりと、自由なアイデアで楽しんでみてください。

家族で握るおにぎりには、具材と一緒に愛情もギュッとプラス。楽しみながら作った時間もスパイスとなって、最高においしいおにぎりが完成します。毎日のテーブルに味はもちろん、見た目も楽しむ料理をぜひ取り入れてみてくださいね。

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